2007年12月19日

FX:各国通貨の特徴−米ドル


アメリカの「米ドル」は、世界でもっとも取引量が多く、世界の基軸通貨としての地位を堅持しているため、米ドル以外の通貨は米ドルの動きに影響されながら変動していると言っても過言ではありません。世界各国間で行われる貿易の決済の多くは、米ドルで行われ、また各国の中央銀行の外貨準備も米ドルで行われます。その為、アメリカの経済指標には、否が応でも、世界中の注目が集まります。アメリカの経済は、世界全体に大きな影響を及ぼしているのです。

以前は、世界のどこかで紛争などが発生すると、リスク回避先として米ドル買いが進み「有事のドル買い」などとも言われましたが、2001年9月の同時多発テロ事件以降は、事情が変わってきました。2007年夏ごろまではアメリカの景気は好調で、2004年から続いた利上げは、そろそろ打ち止めとみられていました。しかし、根本にある「双子の赤字」と呼ばれる財政赤字貿易赤字の問題があります。財政赤字の原因はブッシュ政権の大型減税と、イラク戦争における軍事費の大幅増加と言われていますが、本来ならこういった要素は通貨の下落の材料となりますが、アメリカの経済が好調だったために海外からの投資資金が多く流入していたために、問題はあまり大きくなりませんでした。

しかしそこへ来て、サブプライムローン問題のダメージは表面から見るよりもずっと深く、じわじわと広がりを見せてきている今、今後のアメリカ経済は予断を許さない状態と言えます。こういった状況で、海外からの投資資金の流入が止まってしまうと、アメリカの経済は大変危険であり、米ドルは「双子の赤字」と「サブプライムローン問題」で暴落の危険を常に抱えている状態にあると言えます。





「The Hand Clap - Hurricane Chris」




posted by Blessedw/m at 22:56| マイアミ ☁| FX為替動向と通貨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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